デオクリーン(生物脱臭装置)

バクテリアや微生物の働きにより、効率的に悪臭成分を分解除去するメンテナンスフリーの新しい生物脱臭装置です。
脱臭担体としてガラス発泡材のアクセラを使用しているため、長期間安定した高い脱臭能力を維持します。

デオクリーンの原理

デオクリーンの6つの特徴

圧密が起こらない

脱臭担体にアクセラ(ガラス発泡材)を使用しているため、圧密を起こすことがなく、常に安定した静圧を維持します。

担体の散水管理が容易 

担体は水分を過剰に保持することがないため、散水制御が簡単です。

担体を耕転する必要がない

繊維担体や植物担体のように定期的に耕す必要がありません。

ショートパスが起にらない

脱臭担体の通気性が均一であるため、四季を通じてショートパスを起こしません。

環境に優しい

廃ガラスを原料としたエコ商品です。

コストが安価

廃ガラスが原料のため製造が安い。また、担体の交換が必要ないため、維持費も大変安価です。

システム・装置の概要

構造図

脱臭装置の下部から流入した臭気成分を含む原ガスは、ゆっくりと上昇していく間に、常に湿潤状態に保たれている担体に捕捉されます。
担体に付着した臭気物質は徐々に微生物により酸化分解され、上部から放出されます。
また、屋外設置の場合は函体内壁面に保水性資材を貼付し気温上昇時の担体の乾燥を防止し、安定した脱臭性能を持続します。

 

標準仕様

標準仕様函体の材質は、FRP製とSUS304製があります。用途に応じて、標準外の仕様にも対応しています。

デオクリーン標準仕様

項目/型式 DLF5 DLF10 DLF20 DLF30
処理風量
(m3/min)
5 10 20 30
外形寸法
(mm)
W×D×H
1200
×
1100
×
1500
2200
×
1200
×
1500
3200
×
1600
×
1500
3800
×
2000
×
1500
本体材質 FRP
担体 主材質 ガラス発泡材
圧力損失(Pa) 500

重量(kg)
(外形寸法は、原ガスの成分および臭気濃度によって変わる場合があります)

適用用途

・食品加エエ場
・畜産施設設
・油脂加エエ場
・堆肥化施設
・排水処理施
・農業集落排水処理施設
・浄化槽
あらゆる施設の規模や状況に応じた対応が可能なシステムです。

実施例

生物脱臭装置

農業集落排水処理施設に設置したデオクリーン。        
仕様処理風量:20㎥/ min               
処理対象臭気:流入部、スクリーン、嫌忌性ろ床槽
散水方式:上部散水
外径寸法:φ1,800×L2,700mm
材質:FRP

特定悪臭物質

1971年に制定された悪臭防止法に基づき悪臭防止法施行令により、以下の22物質が特定悪臭物質として指定されている。この政令の下、各都道府県知事が指定した地域ではこれらの物質について“敷地境界線上”“気体排出ロ”“排出水”における規制基準が設けられてます。

特定悪臭物質:22

アンモニア
メチルメルカプタン
硫化水素
硫化メチル
二流加メチル
トリチルアミン
アセトアルデヒドプロピオンアルデヒドノルマルブチルアルデヒド
イソブチルアルデヒドノルマルバレルアルデヒドイソバレルアルデヒド
イソブタノール酢酸エチル
メチルイソブチルケトン
トルエン
スチレン
キシレン
プロピオン酸ノルマル酪酸
ノルマル吉草酸
イソ吉草酸