スピノール マイクロ・ナノバブル発生装置

省エネ・簡単設置・新方式のマイクロ・ナノバブル発生装置

1【省エネ】

モーターによりディスクを回転させることで起こる遠心力を利用して微細気泡を生成させているため、水中ポンプなどで水を加圧するシステムと異なり小さな動力で最大の効果を発揮します。
当社のアクアトランスファと比較して半分以下の電気消費量です。

2【水温への影響がない】

魚介類の養殖や水耕栽培では、水温の管理が大変重要です。水中ポンプなどを使用した装置の場合、モーターの発熱で水温が上昇するため、生物に障害を与えることがあります。スピノールは動力部(モーター)が水面より上にあるため、モーターの熱が水に伝導することがなく、水温の上昇がありません。

3【簡単設置】

モーター部、パイプシャフト部、ディスク部が一体構造です。
フランジ取り付けにより簡単に設置でき、電源を入れればすぐに使えます。

4【腐食に強い】

水と接する部材には樹脂とステンレス(SUS304)を使用しています。
そのため、腐食に強く長期間安定してご利用いただけます

パイプシャフト

スピノールは、水温の変化を嫌う陸上養殖や水耕栽培などの用途に最適です。

ボンプと組み合わせたマイクロ・ナノバブル発生装置が、多くのメーカーから販売されています。
しかし、この方式は、モーターの発熱により水温が上昇するという問題を抱えていました。特に、水温の上昇(変化)を嫌う水産養殖、水耕栽培など生物を扱う用途には、利用できないことがありました。この度、新たに開発したスピノールはポンプではなくモーター駆動方式を採用しています。
水面より上に配置するモーターが水中のディスクを回転させてマイクロ・ナノバブルを生成させているため、モーターの発熱が水に伝導することはありません。
また、少量の水を高速で動かすため、使用するエネルギー量も小さくて済みます。

用途の異なる2タイプを用意

スピノールは2種類のタイプを用意しています。目的に応じて使い分けしてください。

マイルドタイプ

マイクロ・ナノバブル発生装置として利用できます。
小さな動力で大量のマイクロ・ナノバブルを生成できる省エネ装置です。酸素発生装置と組み合わせれば、酸素ナノバブル発生システムとしても使用可能です。

ストロングタイプ

水中に大量の空気を注入し、大きな水流を発生せることができます。
吸引する空気の量はバルブの開度により調整することができます。
フロート(オプション)と組み合わせると、養殖池の散気撹拝装置として利用できます。

仕様

項目 マイルドタイプ ストロングタイプ
型式 MSP6009 SSP12020
最大水吐出量(L/min) 60 200
最大空気吸引量(L/min) 1.0 3.0
設置場所 屋内 屋内・屋外
ディスク直径(mm) 60 120
材質 ディスク アクリル
外筒 POM
ディスクガード PVC
パイプシャフト SUS304
軸受 スラスト玉軸受
モーター 種類 誘導電動機
極数 2
回転数 (min-1) 3000/3600 2810/3380
出力 90 W 0.2 kW
電源 単相100V 50/60Hz 三相200V 50/60Hz
質量(kg) 8 18

各部の名称 フロート(オプション)

フロート各部の名称

(1)モーター
(2)モーターベース
(3)カップリング室
(4)ベースフランジ
(5)保護筒
(6)ディスクガード
(7)吐出口
(8)フロート(オプション)

スピノールの特徴

省エネ設計

スピノールは省エネタイプのマイクロナノバブル発生装置です。モーターによりディスクを回転させて微細気泡を発生させる機構を採用しているため、大きな動力を必要としません。
ポンプは本来の機能である送液を行う上で大きなエネルギー損失があります。そのエネルギー損失が熱エネルギーとなり、水温を上昇させてしまいます。
大きな水槽や池では、あまり影響を受けることはありませんが、小規模な陸上の養殖水槽などでは、水温の変化に敏感な魚介類の成長に障害となる場合があります。
チラーなどで冷却している水槽ではエネルギー損失になります。
スピノールは、発熱の原因となるモーターが水中に浸かることがないため、水温の上昇がありません。

均一な気泡ができる

ディスクの回転により発生する遠心力を利用しているため、比較的均一な気泡を生成します。また、気泡の大きさと濃度はシャフトパイプに取り付けたバルブで調整できます。

腐食に強い

水に浸漬する部材には、樹脂とステンレス(SUS304以上)を使用しているため、腐食に強い製品です。

目詰まりし難い

水と気体(空気)が接触する部分が孔ではなくスリットになっているため、目詰まりがし難い構造です。また、孔の場合、小さなゴミ一つで閉塞してしまいますが、スリットの場合、小さなゴミが混入して引っかかっても、スリットをすべて塞ぐことはできないため、機能を失うことはありません。

コンパクトです

駆動部とマイクロナノバブル生成部が一体になっているため、狭い場所でも設置できます。