CAS凝集剤/固化材
CAS
CASはCarbonated Aluminate Salts(炭酸アルミネート系塩)の略称です。
CAS-POK-Sは無機系凝集剤として、トンネル工事、橋梁工事、港湾浚渫工事などの土木工事現場や下水処理場などで利用されています。また、福島県内の農業用ため池に対する除染作業にも使われています。
反応速度が速く、短時間に固液分離をします。
CAS凝集剤が重金属を包み込み、溶出させません。
pHが中性のため、薬剤によるpH調整の必要がありません。
CAS固化材の添加率の調整により、固化に必要な時間を任意に変えることができます。
CAS固化材を添加すると、ブリージングを起こしにくくなり、寒中コンクリートのクラック発生を予防します。
pHが中性のため、薬剤によるpH調整の必要がありません。
無機系凝集剤CAS-POK-Sは「ため池等汚染拡散防止対策実証事業」における使用凝集剤に指定されています。
『ため池の放射性物質対策マニュアル』(農林水産省)より