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車海老(クルマエビ)閉鎖型循環式陸上養殖実験

クルマエビの閉鎖型循環式陸上養殖の実験が始まり、4ヵ月近く経過しました。水槽の底に砂を入れない養殖方法による実験です。 
 
マイクロナノバブルのみを入れた水槽とマイクロナノバブルにバイオリバースを加えた水槽で、外観に大きな違いが確認できました。 
 
マイクロバブルのみの水槽の場合、水面には茶色の「粘性」のある気泡ができ、気泡同士が合体して大きな気泡が残っています。一方、マイクロバブルとバイオリバースを入れた水槽では、気泡に粘性がなく、透明な気泡は浮上してもすぐに消えていきます。 
 
また、水槽の水をビーカーにとってみると、後者の方が大量のマイクロバブルを生成し、ビーカーの中を旋回しながら瞬く間にナノバブルとなって目視できなくなっていきます。 クルマエビも10㎝前後まで成長しました。